リウボウの歴史と歩み、1948年創業から現在までを振り返る
リウボウの歴史と歩み、1948年創業から現在まで

リウボウは沖縄の大手流通・小売業。1948年、現在のデパートリウボウの前身である「琉球貿易商事株式会社」が故・宮里辰雄により那覇市安里の崇元寺通りに創立された。

創業から百貨店への発展

那覇市に本社を置き、八重山、宮古島、大島の4事業所に自社の持ち船「龍丸」を保有。翌年には琉球政府貿易庁の直売部として「琉貿ストアー」、「Liberty House」を運営。1952年には外国人向けのデパートとして「OSSリウボウ」を那覇市神里原に開業した。

創業者の宮里は「誰もやっていなかった外国商品専門店でやることにした。外国人向けだから他の業者と競争する必要もない、この種の商売が上手くいくかの試金石になるので、大いにドルを稼ぐつもりだった」と話す。狙いは的中しにぎわった。

国際通りへの移転と近代化

1954年、国際通りに新築移転し、百貨店業の基礎を築く。翌年に隣地に地下2階~地上2階、鉄筋コンクリート、冷暖房完備の新館を建設し、当時の沖縄ではモダンな百貨店となった。海外からの輸入商品や東京の最先端の商品は、戦後に物資の困窮した県民の憧れの的で、「舶来品のお店」と呼ばれた。

1964年に「株式会社リウボウ」へ商号を変更。4年間のドル時代に売上高、売場面積を倍増させ、百貨店としての業態を確立した。その後、総合スーパーやコンビニなどの業態へ進出。1991年には久茂地再開発ビル(パレットくもじ)へ百貨店を拡大移転した。

県内資本100%と現在

2003年には西武西友との資本提携を解消し、優良地元企業を株主に迎えて県内資本100%となる。2022年2月期の決算は、売上高1050億円、経常利益は10億9100万円。