トレイルランニングのドキュメンタリー映画『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』が、29日から桜坂劇場で上映される。山道や舗装されていない道を走る競技であるトレイルランニングに挑む市民ランナーの姿を追う作品だ。
298キロを72時間で走破する過酷なレース
映画が取り上げる「香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ」は、距離298キロ、フルマラソン7回分に相当し、アップダウンの上りだけを合計するとエベレスト2回分の登頂に匹敵する。制限時間は72時間で、寝ている時間がないほどの過酷さだという。
NAHAマラソンのように先導者や給水地点もなく、まさに至られず尽くされずの険しいレース。その参加者が皆、いわゆる市民ランナーである点も興味深いと、桜坂劇場の下地久美子さんは語る。
限界を超える瞬間を捉えた良作
「もう辞めたい」「二度と出るものか」と、ゴールより遠い地点で心と身体が早々と限界を迎えながらも、それでもゴールを目指して肉体を動かし続ける参加者たち。限界突破の瞬間やその心模様まで映し出した良作だと下地さんは紹介している。
上映は29日から桜坂劇場で行われる。