ジェンダー平等学ぶ秋冬ゼミ開講 大宜味会場で約350人参加
ジェンダー平等学ぶ秋冬ゼミ開講 大宜味会場で約350人参加

ジェンダー平等を基礎から学ぶ「フィフティーズプロジェクト」の2026秋冬ゼミが5日から始まった。全国28会場とオンラインで開かれ、約350人が参加した。沖縄では、大宜味村の「STORYS STAND KIJOKA」を会場に開かれた。

講義で人権や家父長制、SRHRを解説

講義では、同プロジェクト副代表の福田和子さんが人権や家父長制、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を解説。性別や障がい、性的指向、出身地域、経済状況などが交差し、複合的な差別や困難を生む「インターセクショナリティー」の視点も紹介した。

福田さんは緊急避妊薬の薬局販売を求めてきた活動にも触れ、一部薬局で販売が始まった一方、価格や取り扱い店舗数などの課題が残ると指摘した。

感想シェア会で差別経験やアクセス格差を共有

大宜味会場の感想シェア会では、差別的な言動に直面してもその場で指摘できなかった経験などが語られ、実際の場面を想定した練習や仲間をつくることの重要性も確認した。緊急避妊薬が村内で購入できないアクセス格差なども共有された。

講座は12月までの計4回開催予定。第2回は10月3日午後2時から、保育や介護などケアワーカーの賃金向上をテーマに開催される。現地参加は無料で、託児付き。問い合わせはfiftysproject.yambaru@gmail.com。