具材10種の沖縄みそ汁が700円「まえじま食堂」那覇・前島で10年目
具材10種の沖縄みそ汁700円「まえじま食堂」

だしのうまみに白みその甘さが絡み合い、かつお節の香りが食欲をそそる。那覇市前島で10年目となる「まえじま食堂」のカウンター席に座り、扇風機の風に当たりながら熱々で具だくさんのみそ汁を味わった。

具材10種類のボリュームみそ汁

みそ汁定食(700円)は、三枚肉をゆでただし汁と白みそ、かつお節を合わせた一杯。豆腐、タマネギ、ニンジン、キャベツ、モヤシ、卵、ポーク、豚肉、小松菜、ネギの10種類の具材が使われている。野菜はシャキシャキとした食感が残り、豚肉とポークの両方が入っているぜいたくな内容だ。優しい味付けで、二日酔いの時に来て注文する人も多いという。

40年以上の経験が生む家庭料理

店を切り盛りする宇栄原美佐子さん(72)は、県内各地の食堂や厨房で40年以上腕を振るってきた。仕事に一区切り付いたことをきっかけに自身の店を構えた。長年の経験を基にした家庭料理が、多くの人の胃袋をつかんでいる。他店の沖縄みそ汁の卵は半熟の場合があるが、まえじま食堂ではお客さんの要望に応え、しっかりと火が通っている。

リーズナブルな価格と安心の味

物価高騰などの影響で値上げしたが、それでも700円という安さがありがたい。「ゴーヤーちゃんぷるー定食」(800円)や「ふーちゃんぷるー定食」(800円)も人気。「沖縄ちゃんぽん定食」(800円)はボリューム抜群の一品になっている。地域の人や仕事の合間に訪れる人が多く、宇栄原さんは「近くの人たちがよく来てくれる。あと4、5年は頑張れるかな」と笑顔を見せた。