第73回春季大会で、名護が37年ぶりに4強入りを果たした。4月8日の3位決定戦ではKBCを1-0で下し、夏の甲子園出場がかかる全国選手権沖縄大会の第4シードを自力で獲得した。昨年の秋季大会でも3回戦で興南を破って8強に入っており、その勢いは本物とみられている。
“宜野座旋風”の主将が率いる名護
名護を率いるのは、2001年の“宜野座旋風”を主将として牽引した安富勇人監督。選手時代に学んだ自立の大切さと、「逃げない」姿勢を選手たちに説き続けている。ナインはその教えを体現し、着実に成長を積み重ねている。
3位決定戦で示した「逃げない」姿勢
3位決定戦では、KBC相手に1-0の接戦を制した。この試合で名護ナインは、安富監督が説く「逃げない」姿勢を存分に発揮した。準決勝での大敗から再起し、転機となったミーティングを経て、チームは一つにまとまったという。
「自立する手段」としての高校野球
安富監督は、高校野球を「自立する手段」と位置づけている。選手たちは、グラウンド内外で自ら考え行動することを求められ、その姿勢がチームの成長につながっている。
シード獲得、夏へ挑む名護の現在地
今回のシード獲得により、名護は夏の全国選手権沖縄大会で有利な立場を手にした。私学全盛の沖縄の高校野球界にあって、公立校の名護がどこまで戦えるか、夏の大会でのさらなる躍進が期待される。