27日告示された沖縄県知事選で、現職で3選を目指す玉城デニー氏(66)は、27日午前10時半から、母親の故郷の伊江島を臨む本部町備瀬で第一声を上げた。自身の2期8年間の実績を訴え、3期目に向け福祉や交通政策に意欲を示した。
2期8年の実績と「ゼロ」への取り組み
玉城氏は第一声で「ウチナーンチュのチムグクルを大切に選挙に取り組む」と述べ、2期8年間、首里城火災や豚熱、新型コロナウイルスなどに立ち向かってきたと強調。非課税世帯のバス・モノレール運賃の無償化や、子どもたちの医療・給食費の無償化にも力を入れたと語った。
3期目で目指す政策
3期目については、病児医療費の無償化など、さまざまな「ゼロ」が達成できる仕組みをつくると表明。制度から外れてしまう人を救う「おきなわゆいまーる基金事業」を設置し、北部までの鉄軌道計画に必ず着手する考えを示した。
基地問題への姿勢
平和を守るためにも、辺野古新基地は絶対につくらせないと強調。那覇軍港は先行返還への条件を国に突きつけるとし、「基地問題はあきらめなければ解決する道筋を見つけることができる。平和で明るい未来は実現する」と訴えた。