8月に死去した那覇市出身の報道写真家、石川文洋さん(享年88)の沖縄に関する写真2万点余りのネガが、県公文書館に寄贈された。日本復帰前から2010年ごろまでの撮影で、関係者によると石川さん関連の収蔵資料としては国内外を含めて最多になる。
貴重なコレクションの寄贈
県公文書館は「石川さんの貴重なコレクション。故郷に託したいという遺族の意向を尊重し、今後の保存・活用に努めたい」としている。寄贈されたネガは、石川さんが沖縄で長年にわたり取材してきた記録であり、県民の記憶を留める重要な資料となる。
今後の活用に期待
同館では、これらのネガをデジタル化し、公開に向けた準備を進める方針だ。関係者は「国内外の研究者や県民にとって、沖縄の戦後史をひもとく貴重な資料となる」と話している。