琉球新報社は10日までに、13日投開票の県知事選立候補者の紙上クロス討論を実施した。選挙戦の軸となる基地問題や経済振興を巡り、無所属新人で前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)=自民、維新、国民、参政、保守、公明県本推薦=と、無所属現職の玉城デニー氏(66)=立憲、共産、社民、県民ネット推薦=が火花を散らした。
基地問題を巡る論戦
討論では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設や基地負担軽減の在り方について、両氏の立場の違いが鮮明になった。古謝氏は政府との協議を重視し、現実的な解決策を模索する姿勢を示したのに対し、玉城氏は県民の意思を尊重し、県外移設を求める従来の立場を強調したとみられる。
経済振興策を巡る主張
経済振興を巡っても、両氏は異なるアプローチを提示した。古謝氏は民間投資を呼び込む産業振興策を訴え、玉城氏は県内の雇用創出や地域活性化を重視する施策を掲げた。討論の詳細は、紙面で公開されている。
今回の知事選は13日に投開票が行われる。県内では21町村議選にも281人が立候補しており、統一地方選の一環として注目を集めている。