琉球新報の連載「沖縄戦から安全保障を考える」第2回では、我部政明氏が「戦争継続能力」をテーマに、社会の耐久力の重要性を論じている。
沖縄戦における日本軍の目的
沖縄戦を軍事作戦として見ると、日本軍には比較的明確な目的があったと我部氏は指摘する。その目的とは、米軍の進攻を遅らせ、できるだけ大きな損害を与え、日本本土への侵攻を困難にすることだ。
さらに、本土決戦に向けた準備時間を確保することも、重要な目的の一つだったという。
戦争継続能力と社会の耐久力
我部氏は、戦争の行方を左右するのは単なる軍事力ではなく、社会全体の耐久力、すなわち戦争継続能力であると考察している。
この視点から、沖縄戦の経験を踏まえた安全保障のあり方が問われている。