旧盆に青年会などがエイサーを舞いながら地域を練り歩く風物詩「道ジュネー」。エイサーどころの本島中部では近年、騒音や迷惑駐車などの通報が増えていたが、今年は前年に比べて半数近く減った。沖縄署によると、警察や自治体、青年会が力を合わせて対策を強化したことで一定の効果があったという。
通報件数が前年比で半数近くに
沖縄署のまとめでは、今年の道ジュネーに関する通報件数は前年と比べて約半数に減少した。具体的な件数は明らかにされていないが、減少傾向が顕著だったという。
これまで道ジュネーの時期には、深夜までの太鼓や三線の音による騒音、道路への迷惑駐車などが住民から相次いで通報されていた。とりわけ本島中部ではエイサーが盛んで、多くの青年会が旧盆期間中に練り歩きを行うことから、毎年多くの苦情が寄せられていた。
警察・自治体・青年会が連携した対策
こうした状況を受け、沖縄署は自治体や青年会と連携して対策を強化してきた。具体的には、事前の周知活動やパトロールの増強、迷惑駐車の取り締まりなどを行ったとみられる。
沖縄署は「警察や自治体、青年会が力を合わせて対策を強化したことで、一定の効果があった」と説明している。青年会側も住民への配慮を意識した行動を取るようになり、通報減少につながったとみられる。
今後の課題
通報は減ったものの、道ジュネーは地域の伝統行事として続いていくことが期待される。警察や自治体、青年会は今後も連携を続け、住民と行事の両立を図る方針だ。