2022年8月に那覇市安里の通称・栄町の人気飲食店「おでん東大」の女性店主(当時58歳)が殺害された事件で、那覇地裁は17日、殺人罪で起訴された店主の娘(38)とその夫(37)の裁判員裁判の公判日程を明らかにした。初公判は11月13日午前10時から。公判期日は全17回を予定し、判決は来年2月26日に言い渡す。審理は四宮知彦裁判長らが担当する。
長期勾留が続く中での公判日程決定
関係者によると、両被告は無罪を主張している。事件を巡っては、22年12月に両被告が起訴された後、初公判が開かれないまま3年7カ月以上が過ぎ、異例の長期勾留となっている。起訴後の勾留期間は原則2カ月とされており、被告(夫)は本紙に宛てた書簡で、未決勾留の長期化を「不信」と訴えていた。
公判前整理手続きを経て期日指定
今月14日、裁判官と検察側、弁護側で争点などについて協議する「公判前整理手続き」の第6回が行われ、公判期日が指定された。
起訴状の内容
起訴状によると、両被告は22年8月9日ごろ、那覇市のビル内で共謀の上、電源コードを女性店主の首に巻き付けて締め付けるなどし、窒息死させたとしている。