模倣品8201点を輸入差し止め 立体シール急増 沖縄地区税関、上半期で年間最多超える
模倣品8201点を輸入差し止め 立体シール急増 沖縄地区税関

沖縄地区税関は4日、今年1〜6月に海外から送られた模倣品8201点の輸入を差し止めたと発表した。前年同期に比べて約4.6倍で、上半期だけで過去の年間最多点数を上回った。国内で人気が過熱しているシールやステッカーが5614点と7割を占め、全体を大きく押し上げた。

立体シールの差し止めが急増

特に、立体感が特徴の「ボンボンドロップシール」を模倣した立体シールの差し止めが昨年秋ごろから増え始め、今年に入り爆発的に増えたという。

棚原尚子知的財産調査官は「売り切れなどで入手困難になっているとよく聞く。国内でのシール人気の過熱が、偽造品増加の背景にあるのかもしれない」と分析する。

玩具類や衣服も差し止め

この他、玩具類1600点、家庭用雑貨277点を差し止めた。シールを含め、キャラクターを模倣した物が大半だった。有名ブランドの衣服や靴の模倣品もあった。

差し止めの件数は前年同期の約1.5倍となる165件。国別では中国からの輸入が最多の89件で、全体の54%を占めた。過去3年間差し止めのなかったマレーシアが30件(18%)で続いた。

税関が注意呼びかけ

小嶋道人業務部長は「翻訳機能が向上し、個人も海外サイトで買い物しやすくなったが、偽造品の購入は権利者にとっては窃盗と詐欺のようなもの。社会全体の意識が大事だ」と注意を呼びかけている。