13日に投開票が行われる沖縄県議補選うるま市区に立候補している高屋優氏らが、4日の告示日より前に市建設業連合会の「慰労会」に参加していたことが分かった。一部の来場者には無償で飲食物が提供されていた。候補者が登壇したステージには顔や名前入りののぼり旗も掲げられていたという。公選法に違反するとして、11日までに市民がうるま署に告発した。
慰労会の概要と提供内容
案内文によると、慰労会は8月12日に市地域交流センターで開催された。会員は無料、非会員は千円で、会員の慰労や交流を目的とし、牛汁やヒージャー(ヤギ)汁、アルコールが提供された。
複数の関係者によると、100人以上が集まり、会の途中で高屋氏と市議選(9月27日告示、10月4日投開票)の立候補予定者が壇上で紹介された。
専門家の指摘と告発内容
公選法に詳しい日大法学部の安野修右准教授は「告示前にのぼりを掲げて聴衆にあいさつをする行為は公選法で禁じられる事前運動とも解釈できる」と指摘。「その場での飲食物の提供は少なくとも道義的な問題をはらむ」とし、主催者との関係や発言内容を精査する必要性を強調した。
連合会は取材に、飲食物の材料費は会費から充て、加盟事業者で調理したと説明。候補者らについては「広く案内をかけており、たまたま参加していた」とした。