対馬丸撃沈から82年、那覇で慰霊祭 遺族や生存者ら355人が鎮魂の祈り
対馬丸撃沈82年、那覇で慰霊祭 355人が鎮魂の祈り

疎開船「対馬丸」が米軍の魚雷攻撃で撃沈され、約1500人が亡くなった事件から82年となった22日、対馬丸記念会(比嘉正詔代表理事)による慰霊祭が沖縄県那覇市若狭の「小桜の塔」で営まれた。遺族や生存者ら355人が参列し、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。

黙とうと放蝶で平和を祈る

冒頭、船の汽笛の音に合わせて参加者が黙とうした後、對馬遺族会(真栄城嘉史会長)の会員の子どもたちやつしま丸児童合唱団が平和の願いを込めてオオゴマダラを放蝶した。

「記憶を次世代へ」と遺族会会長

遺族会の真栄城会長は放蝶を前に「対馬丸の記憶が次世代へ受け継がれてほしい。全ての子どもたちが平和な未来を生きられますように」と願った。記念会の比嘉代表理事もあいさつに立ち、追悼の言葉を述べた。