強い台風18号は25日午後9時現在、鹿児島県沖永良部島の南東にあり、沖縄本島地方を暴風に巻き込みながら時速20キロで西北西に進んでいる。大東島地方は北大東空港で最大瞬間風速42.2メートルを観測した。
78歳女性が転倒し搬送
県警によると、うるま市で78歳の女性が風にあおられて転倒し、頭部を打ち救急搬送された。
台風が本島地方に最接近する時間帯は、北部で26日未明、中南部で未明から明け方、久米島で朝の見込みとなっている。
暴風警報と停電の状況
25日午後9時現在で暴風警報が出されているのは本島地方。大東島地方は午後6時40分に解除された。
沖縄電力によると午後10時現在、国頭村や恩納村など2100戸で停電が発生している。暴風が収まってから復旧作業をする。
猛烈な風により、南大東島では家屋の扉が損壊。本島中部で倒木も確認された。
台風の勢力と雨量
台風の勢力は午後9時現在、中心気圧950ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。24日と比べて暴風域の範囲は小さくなっているが、強さを維持しながら大陸方面に進んでいる。
中心付近には発達した雨雲がかかり、南大東村在所では24時間雨量が110ミリを観測した。
交通機関への影響
台風接近に伴い、25日は沖縄を発着する空の便の多くが欠航になった。26日は少なくとも262便が欠航予定で、3万人以上に影響が出る見通し。日本航空は那覇―宮古間などで臨時に16便運航する方針。
沖縄旅客船協会によると、船は本島と周辺離島を結ぶ便など80便が25日に欠航した。26日も40便の欠航が決まっている。
路線バスは26日、北部の一部路線を除き始発から運行する。沖縄都市モノレールも始発から通常運行する見通し。