気象庁によると、台風24号は3日午後6時、鹿児島県沖永良部島の東約60キロに位置する。沖縄地方からは離れたものの、4~5日にかけて南に進路を変え、久米島地方に接近する見込みだ。沖縄本島地方にも再接近する可能性があり、速度を落としつつ本島地方を1周するような複雑な動きが予想されるため、影響が長引く恐れがある。
警報級の大雨に警戒
雨雲の発達の程度によっては、先島諸島では4日にかけて警報級の大雨となる恐れがある。沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼びかけている。
3日午後6時現在、沖縄本島地方と大東島地方が強風域に入っており、北大東空港では最大瞬間風速30.3メートルを記録した。石垣市には同日、レベル3大雨警報が発表された。沖縄気象台によると、台風18号と24号の湿った空気が集まって雨雲を発達させ、大雨を降らせたという。
交通機関への影響
沖縄地方は台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で、大気の状態が不安定となっている。うねりを伴う高波にも注意が必要だ。
沖縄旅客船協会によると、3日は本島と周辺離島を結ぶ船舶を中心に計56便が欠航した。空の便は琉球エアーコミューター(RAC)の那覇と北大東、南大東を結ぶ6便が欠航している。