高校野球の沖縄県秋季大会3回戦が9月26日に行われ、エナジックスポーツ(以下、エナジック)が優勝候補の一角である興南を3―2で破り、3年連続で準々決勝に進出した。わずか4安打ながら、相手の隙を突く走塁で好機を広げ、三回に奪った3点を守り抜いた。盗塁は4を数え、塁に出れば次の塁を狙い、自ら考え判断するノーサインの機動力野球が強豪を上回った。
「考える走塁」で強豪を翻弄
このエナジック野球を先頭に立ってけん引するのが、身長160cmの2年生リードオフマン、玉城成琉(なる)だ。一瞬の隙を逃さない「考える走塁」が持ち味で、チームの攻撃の起点となっている。
豊見城中出身、沖尚と迷った進路
玉城は豊見城中出身。進路を選ぶ際には沖縄尚学と迷ったが、決め手となったのは「ノーサイン野球」だった。前の代から主力として活躍し、春の九州制覇で打ちまくった1番打者でもある。
憧れは同じ1番・二塁手のイーマン琉海
憧れは同じ1番・二塁手のイーマン琉海で、動画で「野球IQ」を学んだという。「一番のライバル」を越え、2年ぶりのセンバツ出場を目指す。