2017年12月7日、宜野湾市の緑ヶ丘保育園の屋根に米軍ヘリの部品が落下した。その衝撃が冷めやらぬわずか6日後、同じ市内の普天間第二小学校の校庭へ、飛行中の米軍ヘリから大型の窓が落下した。たった1週間のうちに、子どもたちが過ごす施設で二度も米軍機の落下物事故が起きたのだ。
日常が一瞬で「事故現場」に
宜野湾市担当の記者になって8カ月がたった頃のことだった。12月7日、緑ヶ丘保育園の園舎の屋根に、米軍ヘリに関連する部品が横たわっているのを筆者が撮影した。その光景は、日常が一瞬で「事故現場」に変わったことを如実に示していた。
わずか6日後の12月13日には、普天間第二小学校の校庭に、飛行中の米軍ヘリから大型の窓が落下。1週間の間に、同じ市内の子どもが集う施設で2度の落下物事故が発生した。この衝撃的な出来事は、地域住民に大きな不安をもたらした。
お母さんたちの長い闘い
緑ヶ丘保育園の園舎の屋根に横たわる米軍ヘリに関連する部品=2017年12月7日、宜野湾市野嵩(筆者撮影)。この写真は、当時の事故の生々しさを伝えている。
記者コラム「2017年の衝撃」は、勝浦大輔・中部報道部記者によって執筆された。コラムでは、この一連の事故を受けて、子どもたちの安全を守ろうと立ち上がったお母さんたちの長い闘いが描かれている。彼女たちの行動は、地域社会に大きな影響を与え、米軍機の運用に対する疑問を投げかけるきっかけとなった。