戦後の米統治下や日本復帰の時期にかけて、沖縄から多くの若者が米国に留学した。その中にあって、仲宗根寛隆さんは米国に残って博士号を取得し、その後、連邦捜査局(FBI)で音声認識を専門とする分析官になるなど異色のキャリアを歩んだ。その半生をたどる連載が、琉球新報デジタルで始まった。
連載の内容
連載は全5回で構成され、2026年10月28日から11月4日にかけて配信される。第1回「足跡」では、米同時テロ捜査に貢献し、長官賞を受賞した経歴が紹介されている。第2回「幼少期」では、10歳の時に父を亡くしたことや、父が「医者になるか博士号を」と将来を気にしていたことが語られる。
沖縄から米国へ
第3回「思春期」では、キングスクールで英語を磨いた経験が描かれる。第4回「琉大時代」では、「米留制度」が打ち切られたことが取り上げられている。最終回の第5回「法廷通訳」では、専門用語をたたき込んだ経験が紹介される。
仲宗根さんの歩みは、戦後の沖縄と米国の関係を考える上で貴重な記録となる。連載は琉球新報デジタルで順次公開されている。