江戸時代に琉球王国の使節が江戸へ向かった「江戸上り」行列の一部が4日、川崎市で再現された。川崎市と那覇市の友好都市提携30周年と首里城正殿の復元完成を記念した催しで、実際の行列を模した一行が街を練り歩いた。
176年ぶりの再現
今回の再現は、琉球使節が江戸へ上った際の行列を176年ぶりに再現したもの。琉球王府の特命を受けた「儀衛正」を先頭に、伝統的な「路次楽」の音色が響く中、参加者たちが当時の装束を身にまとって川崎市内を進んだ。
友好30周年を記念
この催しは、川崎市と那覇市が友好都市提携を結んでから30周年を迎えたことと、首里城正殿の復元が完成したことを記念して実施された。両市の交流の歴史を振り返るとともに、琉球文化を広く紹介する機会となった。
行列の再現は、地域住民や観光客らが見守る中で行われ、江戸時代の風情を伝える一幕となった。