一般社団法人日本手話文化協会は19日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで第1回沖縄国際手話祭を開き、来場した約710人が手話を通して音楽やダンスの舞台を楽しんだ。ギネス世界記録として「オンラインと単一会場で行った最大の手話歌レッスン」に挑戦。会場とオンラインの計789人が手話歌「希望の羽」を練習後、歌と手話で表現し、ギネス記録を達成した。
舞台ではデフダンサーと高校生が共演
ステージでは聞こえるダンサーと、周囲のダンサーの動きを見るなどして踊るろう者、難聴者のデフダンサーが共演した。県内6高校のダンスチームも息の合ったダンスで盛り上げた。
「一つの目標に向かう姿を見たかった」
同協会の藤乃代表理事は「聞こえる人も聞こえない人も、年齢も性別も国籍も超えて、手話を通して一つの目標に向かっている姿を見たかった」と喜んだ。
ろう者の仲宗根將(たすく)さん(31)=沖縄市=は記録達成に携わり「初めての経験。何とも言えない気持ちが込み上げてくる」と笑った。
ダンスで盛り上げた高校生の声
ダンスでステージを盛り上げた小禄高3年の宮城ゆめさんは「多様な人たちが目標に向かって一つになれた」と充実の表情。中学生の頃から勉強しているという手話を振り付けに取り入れた同1年の渡久地杏実(あみ)さんは「表情豊かにいろんな人と語れるのが手話の魅力」とほほ笑んだ。