オンライン配信は記者会見の在り方を変えた。会見の様子がそのまま配信されることで、記者の質問や態度が記録に残り、後から誰でも確認できるようになった。
本紙コラム「大弦小弦」は「記者の中には横柄な人が一定数いる」と指摘し、職業倫理に反する言動は非難される時代になったと論じている。
その一例として、名護市辺野古沖の転覆事故で亡くなった高校生の遺族による会見も、全体がネットで公開された。こうした場面では、記者のひと言が遺族や視聴者に与える影響は大きい。
求められる記者の自覚
オンライン配信の普及により、記者の言動はより広い範囲で検証されるようになった。特に遺族会見のような事情を抱える会見では、質問の仕方一つで配慮の有無が明らかになる。
コラムは、報道の自由と倫理の両立がいっそう重要になっていると示唆している。記者一人ひとりが自らの立場を自覚し、責任ある質問を心がけることが求められている。