1件の重大な事故の背後に、29件の小さな事故と300件のヒヤリ・ハットが隠れている――「ハインリヒの法則」と呼ばれる労働災害の経験則を思い出した。
名護市辺野古沖で、同志社国際高校の生徒ら2人が死亡した転覆事故。学校側の対応を調査していた第三者委員会が報告書を公表した。
事故の概要と第三者委員会
事故は辺野古沖で発生し、生徒2人が命を落とした。学校側の事故後の対応に疑問が持たれ、第三者委員会が調査にあたっていた。
このたび公表された報告書は、学校側の対応のどこに問題があったのかを検証したものだ。
ハインリヒの法則とは
ハインリヒの法則は、労働災害の世界で長く知られる経験則だ。1件の重大事故が起きる背景には、29件の軽微な事故と、300件のヒヤリ・ハット(事故になりかねない出来事)が存在するとされる。
重大事故を防ぐためには、その手前にある小さな事故や危険予知の段階で対策を講じることが重要だと、この法則は示している。
今回の転覆事故を教訓に、同様の悲劇を繰り返さないための検証が求められる。