沖縄県警は9日、役場職員をかたって現金計約300万円をだまし取った特殊詐欺(還付金詐欺)に関与したとして、窃盗と組織犯罪処罰法違反、電子計算機使用詐欺の容疑で、神奈川県の50代の無職の男を逮捕した。容疑を否認している。
役場職員かたる電話で還付金詐欺
逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀し、2月16日午後4時45分ごろから同18日午前11時ごろまでの間、電話で役場職員をかたって「介護保険料の還付がある」などとうそをつき、本島北部の60代男女2人に現金計約300万円を口座に振り込ませた。だまし取った現金の一部を別の口座に移して隠し、隠した金を含む現金計約300万円をATMから引き出して窃取した疑い。
「出し子」役か、県警が注意呼びかけ
県警は、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の犯行の可能性があるとみており、男は「出し子」役だったとみられる。県警は「公的機関がATMを操作させて還付金を返還することは絶対にない」と注意を呼びかけている。