台風18号は強い勢力を維持したまま進み、26日午前3時に名護市の北東約90キロまで接近した後、沖縄本島地方から遠ざかった。25日から26日にかけて、強風によって3人がけがをした。
伊平屋島で車横転や木の裂け目
強い風が吹いた伊平屋島では、大きな木が裂けたり、車がひっくり返ったりする被害が生じた。沖縄電力によると、本島北部を中心に最大で計3660戸が停電した。多い時間帯で150人以上が避難した。空、海の便の欠航も相次いだ。
最大瞬間風速と大雨の記録
伊是名村伊是名で26日午前1時1分に最大瞬間風速32・3メートル、国頭村奥で午前2時58分に31・7メートルを観測した。暴風警報は午前10時20分までに県内全域で解除された。
うるま市の78歳の女性と、同市の76歳の女性が強風であおられて転倒した。北谷町の50代女性は、屋外で飛んできた看板が顔面に直撃しけがを負った。
気象庁は一時、本島北部にレベル3大雨警報を発表した。25日午前0時から26日午後4時までの間に、本部町謝花で145・5ミリ、国頭村奥で127・5ミリの降水を観測した。
奄美地方で線状降水帯、記録的な雨
鹿児島県奄美地方では線状降水帯が発生し、徳之島の天城町では、26日午前5時10分までの12時間降水量として206ミリを観測し、同地点の8月の観測史上最大を記録した。
交通機関の再開と欠航
航空各社は26日午後から徐々に運航を再開した。沖縄旅客船協会によると、26日は118便が欠航した。27日は大部分が当日早朝に判断する予定。