蔡温の生涯描くアニメ「サイオン」完成 首里城公園で上映会 県内の小中学生約40人と「キン肉マン」監督が制作
蔡温の生涯描くアニメ「サイオン」完成 首里城公園で上映会

首里城がテーマの短編アニメ「サイオン」の完成上映会が27日、那覇市の首里城公園・首里杜館で開かれた。「キン肉マン」などを手がけたアニメ監督のしらとたけしさんが、県内の小中学生約40人と制作した作品で、15~16世紀の琉球の政治家・蔡温の生涯を描いている。

午前の回では、声の出演や色塗りに携わった子どもたちとその保護者ら約150人が鑑賞し、生き生きと動くキャラクターを楽しんだ。

約15分の物語 怠け者から三司官へ

作品は約15分間。怠け者の「蒲戸(かまど)」少年(後の蔡温)が勉学を志して三司官となり、琉球の民のために働く姿を描いた。

子どもたちと4月から作業を重ねてきたしらとさんは「みんなが少しずつ協力して、アニメが完成するという見本になった」と笑った。

声優として参加した子どもたちの感想

27歳の女性を演じた浦添市立神森小学校4年の島田怜楽(れいら)さんは「大人みたいな声過ぎたかも」と悔やむ一方、「いい経験になったので、人前に出る時などに生かしたい」と笑顔だった。

蒲戸役を演じた那覇市立城南小4年の野中悠誠さんは「プレッシャーもあったけど、喜んでもらえて良かった。早く完成した正殿を見たい」と期待した。

11月22日にパレットくもじで上映

「サイオン」は11月22日の午前11時と午後2時の2回、パレットくもじ8階で上映される。鑑賞は無料で、申し込みは電話、098(867)1171。

出典:www.okinawatimes.co.jp