沖縄の文学には、そこに住む人ならわかるような土地に対する身体感覚が表れる。日本大学文理学部国文学科助教の佐久本佳奈さんが「女性たち発・うちなー語らな」で「私」の地図作成について寄稿した。
作品にみる土地の身体感覚
例えば大城立裕の「カクテル・パーティー」の主人公は、基地内のクラブに出入りできることに特権意識を感じる。崎山多美の「△ヒグル風」にも、土地に根ざした感覚が描かれている。
想像の中で土地を歩く
佐久本さんは、想像の中で土地を歩くことを通じて「私」の地図を作成する視点を示す。文学のなかに現れる土地の感覚は、実際に住む人々の身体に刻まれた記憶と結びついているという。
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