映画『ナギダイアリー』が桜坂劇場で上映中だ。桜坂劇場の下地久美子さんは、この作品を「『理解』によって孤独が和らぐ幸せな瞬間を、泣けちゃうくらいの喜びと共に映します」と紹介する。
「分かってくれた」と思える瞬間の幸せ
下地さんは、「今この人、私のこの複雑な感情を分かってくれた!と思うとき、なんだか信じられないくらい幸せな気持ちになることがある」と述べる。「分かる分かる」という適当な相づちではなく、今日こうして分かり合えるまで、ずっと理解者がいなくて孤独を抱えていたことまでも共感できたような幸せだと語り、「恋ってこういう時に生まれるのかもしれない」と続ける。
都会を離れ静かな町へ
物語は、特別な何かが起こったわけではないが、都会で抱えていた全てを放り出して静かな町へやってきた友梨という女性が、何を求めていたのか、何に救われるのかを描く。町はのどかで、乳牛が迷子になれるくらい自然も雄大だ。しかし友梨の目は、それよりも彼女の目の奥の影を見つけてくれる寄子を追っていたという。
『ナギダイアリー』は桜坂劇場で上映中。