沖縄電力で働く魅力とは?採用担当者が語る「当たり前を支える」仕事のやりがい
沖縄電力の魅力、採用担当者が語る「当たり前を支える」仕事

沖縄タイムスでインターン中の大学生が、各企業の採用担当者にインタビューする企画。今回は沖縄電力総務部人財グループマネージャーの糸数良子さん(48)が、学生ならではの視点で質問に答えた。

「地域とともに、地域のために」に込められた思い

沖縄電力は、「当たり前」にある電気を24時間365日絶やさず供給することで沖縄の暮らしや産業を支えている。また、変わりゆく社会に合わせて再生可能エネルギー(再エネ)を導入し、ガス供給も手がける総合エネルギー事業として、顧客の多様なニーズに応える体制を整えている。

「地域を支える責任」と「未来を創る挑戦」の両方に携われることが大きな強みだと糸数さんは語る。「地域とともに、地域のために」というスローガンには、地域のために電力を安定供給しながら地域課題を解決していくという2つの決意が込められている。

自然豊かな沖縄と次世代エネルギーへの挑戦

沖縄の豊かな自然環境を守りたいとの思いから、太陽光や風力などの再エネや蓄電池の活用といった次世代エネルギーの整備に挑戦している。2050年に向けて温室効果ガスの排出を限りなくゼロに近づける目標「ゼロエミッション」を策定し、実行中だ。

再エネは発電量が天候に左右され、制御が難しい課題がある。台風などの災害や自然環境に向き合いながら、挑戦を続けている。

働くために最も大切なのは、沖縄に貢献したい、電力の安定供給を支えたいという使命感だと糸数さんは強調する。デジタル化やAIなどで急速に社会が変化する時代、新しいことへのチャレンジが求められる一方、地味な作業も重要だという。与えられた環境で自分なりの価値を見つけて取り組むことが事業への貢献と自己成長につながると話す。

AI時代に求められる「人」の力

社内の雰囲気について、糸数さんは「インターンシップに参加した学生が『社員の人柄がいいですね』とよく言ってくれる」と和気あいあいとした様子を伝える。お祭りやスポーツ大会などの行事も多く、職場を超えた横の連携が強いという。新しいことに挑戦する時は困難が多いが、必ず仲間が支えてくれると語る。

AIが急速に浸透する中で、就活生に求める力について糸数さんは「AIは仲間と協力する力は持ち合わせておらず、課題や新しい価値を見つけるための発想力も不十分」と指摘。AIが普及していくからこそ、人間にしかできない信頼関係の構築が重要になると述べ、自分で考え、行動し、相手を推しはかれる力が求められるとした。

就活生へ「自分と向き合う良い機会」とアドバイス

就職活動で悩む学生に対して、糸数さんは「周囲と比べた就活のスピード感や、やりたいことが見つからないと焦るのではなく、就活を『自分と向き合う良い機会』と前向きに考えてほしい」とアドバイスを送る。就活は企業に選ばれる場だけでなく、自分がこれからどんな人生を歩みたいのか、どういった会社でどういった社会人として過ごすのかを考える機会だと語る。

これまでの就活生を見てきても「こんなに自分と向き合った機会はありませんでした」と振り返ることが多いという。きちんと自分と向き合った学生は、将来を明確にして行動し、結果に納得して就活を終えている印象だと話す。

糸数さん自身は学生時代、沖縄に貢献したいという気持ちを軸に就活をしていた。沖縄は狭いのでどこかで誰かがつながっており、顔の見える規模感で貢献できることが魅力だったという。県外企業と比べて規模は小さいが、企業が地元に貢献できる度合いは濃いと考えている。

最後に糸数さんは「電気は目には見えないけど、人々の暮らしや未来を支える大切なもの。沖縄電力にはその当たり前を支える誇りと、新しい挑戦ができる環境があります」と語り、「夢と活力のある沖縄の未来作り」に一緒にチャレンジしていく人を待っているとメッセージを送った。

編集後記|インターン生の気づきと学び

沖縄国際大学3年の國吉樂さん(21)は、就活生から人気の沖縄電力の採用担当者を取材した貴重な機会だったと振り返る。インタビューの中で、どれが必要な情報なのかを考えながら整理する難しさを感じたという。沖縄タイムスでのインターンシップでは選挙報道に同行するなど、記者という仕事を間近で体感し、働いている姿が想像でき、ますます記者として働きたい気持ちが高まった。

日本大学大学院1年の大野充輝さん(22)も自身が就活生であり、採用担当者の話を直接聞けたことは貴重な経験になったと話す。事前に用意した質問だけでなく、回答を受けてさらに質問することで内容を掘り下げる難しさを実感し、頭の中で話を整理しながら質問を積み重ねる記者という仕事の面白さとすごさを改めて知る経験となった。

出典:www.okinawatimes.co.jp