玉城知事が29日退任、12年の「オール沖縄」県政に幕 古謝氏へ引き継ぎ
玉城知事退任、12年のオール沖縄県政幕 古謝氏へ

玉城デニー知事(66)は29日、任期満了に伴い退任する。2期8年にわたり県政を担ってきた玉城氏の退任により、故・翁長雄志前知事の時代から続いた12年間の「オール沖縄」勢力による県政運営が幕を閉じる。

大城肇副知事(75)と小川和美政策調整監(74)も同日付で退職し、玉城氏から辞令が交付される。29日には県庁で退任会見とセレモニーが予定されている。

8年間の県政と辺野古問題への姿勢

玉城氏は2018年の就任以来、「誰一人取り残さない、優しい社会の実現」を追求し、多様性を取り入れ、弱者に寄り添う施策展開を目指してきた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古新基地建設については、反対の立場で国に「対話」を求め続けた。

退任を目前に控えた28日には、就任から続けてきた庁内放送が最終回を迎えた。玉城氏は放送で、新型コロナウイルスの感染拡大や首里城火災、豚熱、鳥インフルエンザ、軽石の漂着など、任期中の対応を振り返った。

職員へのねぎらいと新体制への移行

共に対応に当たった県職員に対し、玉城氏は日本語とうちなーぐち、英語で「皆さんのこれまでの頑張りに敬意を表する。これからも健康に気をつけて頑張ってほしい。また機会があれば、どこかでお会いしましょう」と語り、今後の活躍にエールを送った。

30日には、13日の県知事選で初当選した古謝玄太氏(42)が就任し、12年ぶりに「保守県政」へと転換する。県政交代が間近に迫り、県庁では新体制への準備が急ピッチで進められている。

出典:ryukyushimpo.jp