那覇市首里出身の宇宙物理学者、国吉秀鷹(ひでたか)さん(29)は太陽物理学の最大の謎「コロナ加熱問題」に挑んだ。「常識で考えられないようなエネルギーが発生している。何か『現象』があるのでは」と語る。
注目するのは「磁場竜巻」
国吉さんが注目したのは太陽表面からコロナへ延びる「磁場竜巻」。この現象がコロナ加熱の鍵を握ると考えている。
国吉さんの研究は、太陽のコロナがなぜ数百万度にも加熱されるのかという長年の謎に迫るものだ。太陽表面の温度が約6千度であるのに対し、コロナはその数百倍にも達する。この矛盾を解明することが太陽物理学の大きな課題となっている。
若者へのメッセージ
国吉さんは若者に向けて「天文学はロマン」と語り、宇宙への興味を持つことの大切さを伝えている。