2期8年にわたる玉城デニー県政は、前知事の翁長雄志氏から引き継いだ名護市辺野古の新基地建設反対の立場を貫き、国との対峙を続けた。その一方で、豚熱や新型コロナウイルスの流行、首里城の焼失といった沖縄社会が初めて直面する問題への対応にも迫られた。
国との対峙と県政運営
玉城県政は、辺野古新基地建設をめぐり、国と鋭く対立する構図を8年にわたり維持した。反対の姿勢を明確に打ち出しながら、県政運営に必要な国予算の確保には苦慮する場面が目立った。
初めての課題への対応
また、この8年間は沖縄にとって前例のない出来事が相次いだ。家畜伝染病の豚熱の発生や、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスへの対応、そして沖縄の象徴である首里城の焼失と復興への道筋づくりなど、県政として初めて直面する課題への迅速な対応が求められた。