県や経済団体で構成する「沖縄こどもの未来県民会議」は2016年から、児童養護施設の出身者を対象に、大学や専門学校の入学金と授業料を奨学金として給付する制度を始めた。利用者は年間20人前後で推移し、2023年度の進学率は2015年比2倍の62.9%と、全国より高い水準に達している。
制度の概要と利用状況
この制度は、児童養護施設を退所した子どもたちが高等教育を受ける際の経済的負担を軽減することを目的としている。入学金と授業料を給付することで、進学へのハードルを下げる狙いがある。
利用者は年間20人前後で推移しており、制度開始以降、安定した利用が続いている。
進学率の向上と全国との比較
2023年度の施設出身者の進学率は62.9%で、2015年度と比較して2倍に向上した。この数値は全国平均を上回るもので、県内の取り組みが成果を上げていることを示している。