社民党県連が12日に開いた定期大会で、元沖縄平和運動センター議長の山城博治氏(73)が宮城一郎氏(59)を破り、新代表に選ばれた。宮城氏が同じ顔合わせの選挙を制してからわずか3カ月での逆転劇となった。
新代表の就任あいさつが始まろうとしたその時、前代表を支持する党員らが一斉に席を立ち、会場の中央がぽっかりと空いた。大会では、故・照屋寛徳氏の言葉を記した「大会宣言案」が否決されるなど、開会直後から異例の展開が相次いだ。
開会直後から異変、大会宣言案がまさかの否決
出席した記者によると、大会の開会後、議案採択のはじめの段階で「大会宣言案」が提案された際に異変を感じたという。「ウチナーの未来はウチナーンチュが決める」という、元社民党衆院議員の故・照屋寛徳氏の言葉を、宮城一郎氏が直筆で記した宣言案だったが、否決された。
66人の新党員が勝敗を左右
代表選の勝敗を左右したのは、66人の新党員だったとみられる。短期間での勢力逆転の背景には、こうした新党員の動向があったとされる。
会場中央がぽっかり、亀裂を象徴する瞬間
新代表の就任あいさつが始まる直前、前代表を支持する党員らが一斉に席を立ち、会場の中央が空いた。この光景は、党内の亀裂を象徴するものとして目撃された。
照屋大河氏、新垣邦男氏との関係修復は
今後の焦点は、照屋大河氏や新垣邦男氏との関係修復だ。衆院沖縄2区を巡る思惑も交錯しており、知事選や県議補選への影響も注目される。