台風24号、沖縄本島と大東島が強風域に 北大東で最大瞬間風速30メートル、影響長期化の恐れ
台風24号、沖縄本島と大東島で強風域 影響長期化の恐れ

台風24号は3日、沖縄本島と大東島地方の全域を強風域に巻き込み、本島地方に接近した。暴風域は伴っていないものの、北大東村では3日午前1時29分に30・3メートルの最大瞬間風速を観測した。石垣市では気圧の谷の影響で一時、大雨警報が発表され、道路の冠水などの被害が発生した。

台風の進路と今後の見通し

台風は4日にかけて東シナ海に進んだ後、南下して沖縄近海で動きが遳くなり、沖縄本島周辺にとどまるため、台風の影響が長引く恐れがある。沖縄地方は台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で、大気の状態が不安定になっている。

3日午後6時現在、台風は鹿児島県沖永良部島の東約60キロにあり、ゆっくりした速さで北に進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。

降水量と交通への影響

2日午前0時の降り始めから3日午後4時までの降水量は、石垣市登野城で157・5ミリ、竹富町上原で111・5ミリだった。

大東島地方は4日、本島地方は5日にかけて風の強い状態が続く見込み。沖縄地方沿岸の海域では、うねりを伴う高波に十分な注意が必要となる。

琉球エアーコミューター(RAC)は3日、台風の影響で那覇と南北大東島を結ぶ計6便が欠航し計88人に影響が出た。沖縄旅客船協会によると、3日は午後3時時点で56便が欠航した。4日は多くの会社が早朝に運航を判断する予定。