台風26号が沖縄へ接近へ 強い勢力で28日ごろ本島と大東島の間を進む恐れ 9月26日は本州の台風特異日
台風26号が沖縄へ接近へ 28日ごろ本島と大東島の間を進む恐れ

2026年9月25日午後3時現在、台風26号は沖縄の南にあって西北西へ進んでいる。今後は次第に暴風域を伴い、26日(土)頃から進路を北寄りに変え、27日(日)には強い勢力となって、28日(月)には台風の中心が大東島地方と沖縄本島の間を北東方向へ進む予想だ。気象防災アドバイザーの崎濱綾子氏(株式会社ウェザーマップ)は「台風対策は26日(土)中にお願いします」と呼びかけている。

今夜は中秋の名月 雲が多少かかるもお月見を楽しめそう

本日は旧暦の8月15日で、この日の月は「中秋の名月」「十五夜」と呼ばれる。この時期に月見がおすすめな理由は、月の位置が高すぎず低すぎず、鑑賞に最適な位置となるためだ。ただ、「中秋の名月」と「満月」は必ずしも同じ日ではなく、今年の満月は27日(日)となっている。今夜は少し欠けた状態でのお月見となりそうだ。

今夜の沖縄地方は雲が一部かかる時間帯はあるものの、比較的晴れてお月見が出来そうだが、気温や湿度が高く蒸し暑さは続きそうだ。

台風の影響で天気下り坂 27日から風雨強まる

今週末の沖縄地方は、高気圧に覆われて26日(土)は日差しがあるものの、台風の北上に伴い、台風からの湿った空気が入るため次第に雲が多くなる見込み。27日(日)は雲に覆われ、にわか雨のところがありそうだ。次第に風も強まるため強風に注意が必要で、沿岸の海域ではうねりを伴う高波に注意が必要としている。

台風26号は9月23日(水)にフィリピンの東で発生。台風の左右の高気圧の影響で動きが遅くなりつつ、次第に進路は右にカーブする見通しだ。

9月26日は本州では台風の特異日 過去の大きな被害を振り返る

9月26日は、過去に大きな被害をもたらした台風が襲来した日として、1954年の洞爺丸台風、1959年の伊勢湾台風などがある。洞爺丸台風では死者・行方不明者1,000人以上、伊勢湾台風では死者・行方不明者5,000人以上と大きな被害が出た。

枕崎台風は、1945年9月17日に鹿児島県の枕崎市付近に上陸し、原爆投下直後の広島市付近を進み、全国の死者・行方不明者は3,700人以上、広島県では2,000人以上が犠牲となった。原爆投下から間もない時期での台風の襲来に広島では気象情報が多くの方に届かなかったという。9月17日と9月26日は、大型台風が上陸した日として、本州では台風の特異日と呼ばれている。

また、1961年9月16日に高知県に上陸した台風は第2室戸台風と呼ばれ、当時、室戸岬では84.5メートルの最大瞬間風速を観測した。

沖縄に9月26日に接近した台風としては、1957年の台風14号がある。台風の接近に伴い、死者・行方不明者は130人を超える大きな被害が出た。また、1950年~1960年代の9月に接近した台風として、宮古島での昭和の3大台風「サラ・コラ・デラ」がある。

秋台風のコースと今後の見通し

夏の高気圧が沖縄付近へ張り出しが強まっている時期は、台風のコースは高気圧の縁辺をまわって沖縄付近に近づく傾向となるが、秋になると高気圧が日本の東へ移動するため、秋の台風は本州付近へ北上しやすい傾向となる。ただ、今回の台風26号は、高気圧が沖縄付近へ張り出すタイミングと重なっていることで、沖縄付近へ近づくコースが予想されている。

10月11日(日)にかけての予想では、台風26号の接近に伴い、10月1日(木)頃にかけて、各地とも雨や風の強まりに警戒が必要だ。その後は現時点では各地で晴れる予想となっているものの、南の海上にはまた気になる渦巻きが予測されており、新たな台風の発生・進路によっては予報が大きく変わるため、最新の台風情報に注意が必要としている。

なお、沖縄本島の合計11ダムの貯水率は、9月25日(金)時点で99.4%で、平年の値との差は+5.9ポイント。今年は10月にかけても次々に発生する台風や進路に注意が必要だ。

出典:www.okinawatimes.co.jp