糸満市内の路上で5月、指定薬物エトミデートを含有する液体約1・651グラムを所持したなどとして、医薬品医療機器法違反(所持、使用)と麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴された、糸満市の飲食店従業員の男(28)の初公判が9日、那覇地裁(四宮知彦裁判官)で開かれた。被告は起訴事実を認めた。那覇地検は、被告が関わった交通事故に関連して、今後追起訴する方針を示した。
投げ捨てたカートリッジを警察が発見
検察側の冒頭陳述などによると、被告は5月21日、糸満市内の路上で自動車を運転して交通事故を起こした際、自車からエトミデートを含有する液体が入ったカートリッジを投げ捨てたという。その後、警察官が事故現場付近でカートリッジを発見した。さらに、5月中旬から同21日までの間に、合成麻薬MDMAとエトミデートを使用したとしている。
赤信号無視で軽自動車に衝突
県警などによると、被告は5月21日午後10時50分ごろ、糸満市の国道331号の交差点で、赤信号を無視して自動車を直進させ、糸満市役所方面から右折してきた軽自動車に衝突させた疑いで逮捕、送検されている。この事故で、軽自動車を運転していた会社員の男性が死亡した。