2025年8月10日、うるま市石川多目的ドームで第13回夏の全島闘牛大会が予定されていたが、酷暑の影響で中止となった。すり鉢状のドームの「底」に設けられたリング周辺には真夏の熱気がこもり、闘牛をリングに上げることができないほどの状況だった。
熱気こもるドーム、観客も牛も厳しい暑さ
午後4時のうるま市宮城島の気温は30・2度を記録。観客の額や腕には汗の玉が光り、うちわをあおいでも熱風しかおこせない状態だった。ドームの構造上、熱気がこもりやすく、闘牛にとっては過酷な環境となった。
主催者側は暑さ対策を講じたものの、焼け石に水の状況だったという。観客の安全と牛の健康を考慮し、大会の中止を決定した。
夏の闘牛大会、暑さとの闘い
夏の全島闘牛大会は、沖縄の伝統行事として毎年開催されているが、近年の酷暑により開催可否の判断が難しくなっている。今回の中止は、今後の大会運営にも影響を与える可能性がある。
関係者は「牛を守るための判断だった」と説明しており、今後の暑さ対策の見直しが求められている。