宮古島市を代表する伝統織物「宮古上布」の誕生を描いた大型絵本「宮古上布物語」が、宮古島市立下地小学校にある。薄く軽い生地で暑い夏にぴったりの宮古上布は、下地小学校の校区で生まれたと伝えられており、同校ではこの絵本を通じて地元の誇りを児童らに読み継いでいる。
絵本の内容と構成
大型絵本は縦80センチ、横110センチの全5枚で構成されている。物語は「むかし、むかし、ずうっとむかし。(略)ここは下地間切洲鎌村」という書き出しで始まる。宮古上布を初めて織ったと伝えられる稲石(いないし)と、その夫の真栄について紹介している。
校区に伝わる歴史
宮古上布は下地小学校の校区で誕生したとされ、同校ではこの大型絵本を教材の一つとして活用している。地域の歴史や伝統工芸への理解を深める取り組みの一環で、児童らが物語に親しみながら学べるよう工夫されている。