ハレクラニ沖縄の社員食堂「オハナカフェ」潜入、札幌風味噌ラーメンやビュッフェ料理が従業員を魅了
ハレクラニ沖縄の社食「オハナカフェ」潜入、札幌風味噌ラーメンも

高級リゾートホテルのハレクラニ沖縄(恩納村)の社員食堂「OHANA Café(オハナカフェ)」は、午前10時30分の開店から従業員が途切れることなく訪れる人気ぶりだ。

ビュッフェスタイルで多彩な料理

店内に入ると、真っ先に目を奪われるのがビュッフェスタイルのカウンター。「骨付きチキンのフリットレモン添え」「カレイの香味蒸し」「じゃがバター鮭フレーク和え」など、レストランと見間違うような色とりどりの料理が並ぶ。サラダバーには生野菜とフルーツも豊富で、この日のメイン「札幌風味噌ラーメン」は満足のいくボリュームだ。

腕を振るうのはシェフ歴40年以上の佐藤伸裕さん(63)。札幌市の一流ホテルで総料理長まで務め、2年前からハレクラニ沖縄で働く。佐藤さんは「いっぱい食べて、元気に働いてほしい」と手間も量も惜しまない理由を語る。

料理人冥利に尽きる反応

「今日のおすすめはラーメンだよ」「おいしかった?」。佐藤さんが職員たちに積極的に声をかけるのは、料理の反応が知りたいからだ。「自分で考え、調理したメニューに対する反応がダイレクトで分かるのが料理人冥利に尽きる」と、多くの部下を抱えていた総料理長時代とは違った魅力を感じている。

オハナカフェでは、食品ロスの観点から、ホテルの宿泊客向けビュッフェで残った朝食も追加される。料理人たちがこだわったおにぎりやパン、ケーキなども加わり、メニューはさらに充実。毎日通う鈴木竜彦さんは「これだけのクオリティーのランチを食べられて毎日幸せ」と満足そうだ。

多彩な仲間が交流する場

店名のオハナはハワイ語で家族や仲間を表す。スイートやヴィラを含む360室の大施設で働く人たちの職種はさまざまで、店内はフロントやドアマン、プールやビーチのライフセーバー、スパのエステティシャンなど多彩な仲間が交流する場となっている。

佐藤さんは「毎日会うから、ほとんどの職員の顔と名前を覚えちゃったよ」と笑い、「よりおいしいものを食べてほしくて頑張ってしまう」と今日も腕によりをかける。