「私たち家族にとって、戦後こそが戦争だった」。宜野湾市の喜納勝子さん(82)は、沖縄戦で父を失い、戦後は米兵が運転する車にはねられて当時中学3年の次姉を亡くした。家族を支えた一番上の姉も過労と病で戦後まもなくこの世を去った。
相次ぐ家族との死別
喜納さんは「戦争さえなければ父も姉も死なずに済んだ。なんのために戦争をするのかね」と語る。終戦の日を迎え、戦後81年の節目に家族との死別の記憶を振り返った。
「戦後も戦争」の思い
喜納さんの家族は、戦中だけでなく戦後も続く悲劇に見舞われた。沖縄戦で父を失った後、米兵の車にはねられた次姉の死、そして長姉の病死。戦争の影響は戦後も長く影を落とした。