比嘉大吾、計量一発クリア「気合は過去イチ」20日トリプル世界戦
比嘉大吾、計量一発クリア「気合は過去イチ」20日世界戦

20日に両国国技館で開催されるボクシングのトリプル世界戦を前に19日、東京都内で前日計量が行われた。WBAバンタム級王座決定戦で4戦連続の世界戦に臨む同級2位の比嘉大吾(30=志成)は、リミットより100グラム軽い53.4キロで一発でクリアした。対戦する世界初挑戦で同級1位の増田陸(28=帝拳)も53.4キロで一発でパスした。

比嘉「過去イチ気合入ってる」

計量台に上がった比嘉は体重が読み上げられクリアを確信すると、両手を挙げてポーズを決め、ほほを緩ませた。「いつも通り順調にきている」と減量の疲れも見せずリラックスした状態で報道陣に対応。「リングに帰ってこられたことを感謝したい。今回は過去イチ気合が入ってる。(ベルトを)取りにいく」といつもの“大吾節”を封印して、覚悟と自信をにじませた。

増田「いい試合をしたい」

比嘉との対戦を楽しみにしていると語る増田は、「いい試合をしたい。自分らしく戦って世界チャンピオンになりたい」と、互いに打ち合い必至の好勝負を誓った。

新生・比嘉大吾の第二章

引退宣言から一転、新生・比嘉大吾が王座奪取に闘志をたぎらす。世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者として15戦連続KO勝利という日本タイ記録を誇った比嘉も30歳になった。階級をバンタム級に上げ、異例中の異例といえる4戦連続の世界戦で王座返り咲きを狙う。ジムではすでにベテラン組のひとり。迎えた新局面で輝かしい再スタートを切れるか。かつて沖縄中を熱くさせた沖縄ボクサーの第二章が20日夜、幕を開ける。