旧越来村(沖縄市)出身で、米FBI(連邦捜査局)で音声分析の専門家として活躍した仲宗根寛隆さん(79)が、音声鑑定の最前線を歩んできた歩みが注目されている。渡米して博士号を取得した仲宗根さんは、FBIで開発を主導した音声認識システムを2001年の米同時多発テロを首謀したアルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の捜査に活用。声や音が焦点となる裁判では証言に立ち、2016年に退職するまで研究と実務に携わった。
長官賞を受賞
仲宗根さんは2007年、当時のロバート・モラーFBI長官から長官賞を受賞した。この功績は、音声分析の分野での長年にわたる貢献が評価されたものだ。
連載で回想
本紙では「声紋を追って 元FBI仲宗根分析官の回想」と題した連載を通じて、その足跡を紹介している。仲宗根さんの活動は、音声が持つ力を活用した捜査手法の一端を示している。