「今回は別モノ」比嘉大吾“第二章”幕開け 増田陸とKO必至の世界戦へ
「今回は別モノ」比嘉大吾第二章幕開け 増田陸と世界戦

ボクシング「U―NEXT BOXING.6 トリプル世界戦」(20日、両国国技館)の公式記者会見が18日、東京ドームホテルで行われた。WBAバンタム級王座決定戦で同級1位の増田陸(28=帝拳)と対戦する同級2位・比嘉大吾(30=志成)=浦添市出身・宮古工出=は「倒して勝ちにいく。気合が入っている」と、ベルト奪取に覚悟を見せた。

8年3カ月ぶりの王座返り咲き

比嘉はWBCフライ級王者だった2018年以来、国内最長ブランクとなる8年3カ月ぶりの王者返り咲きを狙う。沖縄県勢の正規王者は、比嘉が2018年にベルトを失って以来となる。増田は世界戦初挑戦で戴冠を狙う。

比嘉は異例の4戦連続の世界戦。2025年7月にはアントニオ・バルガス(アメリカ)に挑戦し、4回に強烈な左フックでダウンを奪ったものの、最終12回にカウンターを被弾しダウンを奪われ判定で引き分けに終わった。王座奪取とはいかず、試合後「引退する」と現役退く意向を示した。今年に入り就職活動をしていた比嘉だったが、再就職先にリングを選び、4月から練習を始めた。

「リスク取らないと後悔する」

世界戦8戦目とキャリアで増田を上回る比嘉は「全て順調にきている」とコンディションの良さをアピールし「リスク取らないと、これまでと同じ結果に終わったら後悔する。過去3戦以上に取りたい気持ちは強い」と、「4度目の正直」に並々ならぬ決意を示した。

デビュー以来、二人三脚で歩んできた野木丈司トレーナーは「毎回一番いいと言い続けてきたが、今回は別物と言っていい」と比嘉の精神面の仕上がりに太鼓判を押した。