沖縄では接する機会が少ない上方落語と上方講談を楽しむ「沖縄ふたり会」が、12月6日に那覇市の花園寄席(アベニア)で開かれる。上方落語家の桂天吾と上方講談師の旭堂一海による公演で、昼の部は午後2時、夜の部は午後6時に開演する。
2019年入門の同期が那覇に集結
2人は2019年入門の同期で、大阪では定期的に二人会を重ねている。ともに沖縄好きだといい、一海は沖縄にちなんだ創作講談を構想し、天吾は初めて聞く人にも分かりやすく笑える落語を披露する。枕では沖縄を訪れた際の話も盛り込む予定で、昼夜で演目を替える。
旭堂一海、源為朝題材の創作講談を構想
一海は鳥取県出身。旭堂南海に入門し、22年に年季明けした。沖縄公演では、源為朝を題材にした創作講談を構想している。「沖縄では講談を初めて聞く方も多いと思う。地元の話も講談になるんだと感じてもらえたら」と話す。上方講談については「ギャグが多い。『講談って、こんなに笑っていいんだ』と言ってもらえることも多い」と魅力を語る。
桂天吾、沖縄の人の気質に魅力
神戸市出身の天吾は桂南天に入門し、22年に年季明け。高校生の頃から沖縄を訪れ、石垣島の黒島などにも足を運んできた。「みんな『おいで、おいで』という感じ。人の気質が好き」と話す。公演では、会場の雰囲気を見ながら演目を選び、枕でも自身が訪れた沖縄の話を交える予定だ。
2人は刺激を与え合う存在でもある。天吾は、腕のある同期と定期的に共演することで自身の落語も磨かれるといい、一海も、天吾の笑いの量に「負けたくない」と意識し、「ずっと追いかけている存在」と語る。
入場料は3500円。予約・問い合わせは知花、電話090(9497)9484。