水俣とベトナム、公害と戦争の実態を次代へ 坂本さんとドクさん12月に沖縄講演
水俣とベトナム、公害と戦争の実態を次代へ 12月沖縄講演

「公害の原点」とされる水俣病は今年5月1日、公式確認から70年を迎えた。節目の年に胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(70)と、ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」のグエン・ドクさん(45)が初めて来沖する。

初来沖、12月に講演

2人を招いたイベントは12月に沖縄で開催される。坂本さんとドクさんが公害と戦争の実態を語り、次代へ伝える内容となる。

主催者は琉球大学の学生たちで、県庁記者クラブで28日、来場を呼びかけた。学生の後藤圭大さん、末松大さん、坂槙優さんが出席し、イベントの周知に努めた。

公害と戦争の実態を伝える

水俣病はチッソの工場廃液に含まれるメチル水銀が原因で、公式確認から70年が経過した今も被害者の救済や地域の再生が課題となっている。坂本さんは胎児性水俣病患者として、自身の体験を通じて公害の教訓を伝えてきた。

一方、ドクさんはベトナム戦争中に米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた。ベトちゃんドクちゃんとして知られ、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴え続けている。

2人の講演は、公害と戦争という異なる被害の実態を沖縄から発信する機会となる。イベントの詳細は今後発表される予定だ。

出典:www.okinawatimes.co.jp