那覇市樋川に立つ「のうれんプラザ」では、夜明け前の午前5時から一日が始まる。明かりの下で採れたての野菜が次々と箱に詰められ、詰められる端から売れていく。通路には農産物を満載したカートが行き交い、顔なじみの売り手と買い手が冗談を言い合う姿が見られる。
移転から9年、にぎわい続く市場
木造トタン屋根の農連市場から移転して9年が経過した。新たな施設でも、市場特有の活気は失われていない。カラシナやコマツナなど、採れたての野菜を並べ、開店準備に追われる農家の女性の姿も見られた。
地域に根ざした交流の場
売り手と買い手の間では、日常的な会話が交わされ、市場は単なる買い物の場を超えた交流の場となっている。早朝から始まる市場の風景は、那覇の暮らしを支える一コマとして定着している。