沖縄知事選、古謝氏勝利までの熱狂の瞬間を記者が振り返る
沖縄知事選、古謝氏勝利までの熱狂の瞬間を振り返る

13日に投開票された沖縄県知事選で、新人の古謝玄太氏(42)が現職の玉城デニー氏(66)を破り、史上最多得票で初当選を果たした。勝敗を分けた選挙戦では、大物政治家の応援演説や候補者の家族との一幕など、さまざまな熱気あふれる瞬間があった。担当記者が捉えた「あの瞬間」を振り返る。

迎えた、それぞれの「運命の日」

選挙戦最終盤、街頭には緑色に染まった支援者の姿が目立った。国道58号は「Vロード」と化し、支持者の熱気が伝わってきた。

注目の的となったのは、自民党の重鎮たちが次々と応援に駆け付けたことだ。ある候補者の集会には、なんとライバルとされる陣営のカラーの人物も登場し、会場がざわつく場面もあった。

「みんなに会えてよろこんぶ」

古謝氏は集会で「みんなに会えてよろこんぶ」と笑顔を見せ、支援者との交流を楽しんでいる様子だった。会場からは「え!うそ?」「喜納さんだ!」と驚きの声が上がる場面もあった。

また、辣腕を振るった元首相も古謝氏を激励に訪れたほか、二日連続で仲井真弘多元知事が登場するなど、支援の輪が広がった。古謝氏の集会には、翁長雄志元知事の側近も姿を見せた。

緑とオレンジに染まった街頭

選挙戦では、街頭が緑とオレンジに染まった。高市首相は「ため書き」でエールを送り、今井絵理子参院議員とのまさかのコラボレーションも実現した。

支援者たちは、あらゆる持ち物をすべて「緑」で統一するなど、熱意を示した。こうした熱気が、古謝氏の史上最多得票での初当選につながったとみられる。