日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)の番付を発表し、沖縄県うるま市出身の美ノ海(ちゅらのうみ=本名・木崎信志、具志川中―鳥取城北高―日大出、木瀬)が小結に昇進した。県出身力士が大相撲で三役に昇進するのは初めて。
技巧派の33歳が好成績で昇進
33歳の美ノ海は身長176センチと小柄ながら、得意の左前みつを引いて鋭く寄せる技巧派。西前頭3枚目で挑んだ秋場所では大関2人を破るなど10勝5敗の好成績を収め、2度目の敢闘賞を受賞した。
九州場所への意気込み
今月4日に北中城村のイオンモール沖縄ライカムで行われたトークショーでは、九州場所の目標について「今までと変わらず一生懸命必死に相撲を取って、見ている人に楽しんでもらえるように頑張りたい」と語っていた。
これまでの歩みと戦歴
美ノ海は2016年春場所で初土俵を踏むと、序二段、三段目で優勝を果たした。18年の名古屋場所で十両に昇進し、23年九州場所で新入幕を果たして県勢5人目の幕内力士となった。25年の春場所では11勝4敗と大きく勝ち越し、県出身の力士では初めての敢闘賞を受けた。
日本相撲協会のホームページによると、今年の秋場所終了時点での戦歴は393勝368敗1休(63場所)、幕内戦歴は139勝131敗(18場所)。