中城村立津覇小学校に立つ推定樹齢100年超のビロウ(クバ)の木は、根元に沖縄戦で浴びた砲弾の痕が残る。ことし創立136年を迎えた同校で、「物言わぬ証人」として戦争の記憶を伝え、倒木の危機にひんしながらも子どもたちを見守り続けている。
戦争の痕跡を今に伝える老木
村教育委員会発刊の「中城村の文化財」によると、このビロウの木は推定樹齢100年を超えるとされる。根元には沖縄戦の際に受けた砲弾の痕跡が残っており、戦争の激しさを物語っている。
移設前、旧校舎の前に立つビロウの木を囲む児童と新垣徳夫校長(中央奥)らの姿が、2026年3月11日に撮影された。
児童を見守り続ける存在
同校は今年で創立136年を迎え、長い歴史の中でこの木は学校のシンボルとして親しまれてきた。倒木の危機に直面しながらも、現在も児童たちの成長を見守り続けている。
この記事は「学校モノがたり」シリーズの第1回として、津覇小学校のビロウの木を取り上げている。